2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70391
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
認知科学
<M><C>
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
佐々木 恭志郎
曜限
Day/Period
火4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

私たちの心とはどのようなものなのだろうか?認知科学は「情報処理」にスポットを当てて,この問いに挑んでいる研究分野である.本講義では,多岐にわたる認知科学の研究について,古典的なものから最新の知見を扱い,認知情報処理に関する総合的な理解を深めたいと考えている.なお,各テーマについては基礎的な知見にとどまらず,私たちの生活の中でどのように応用されているかについても紹介する.さらに,知識だけではなく科学的態度の獲得を目指す.講義では,毎回ショートレポート課題を課し,終了時に提出をしてもらう.

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  

到達目標 / Course Objectives

1.  知識・技能の観点
・認知科学全般の基本的な知識の取得
・認知科学に関する研究手法や研究実践の理解

2.  思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・論理的・科学的態度の獲得
・自身の考えを論理的かつ明快に表現するスキルの獲得

3.  主体的な態度の観点
・自身の興味について積極的に情報収集する能力・習慣の獲得

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション
第2回  視知覚
第3回  多感覚知覚
第4回  注意
第5回  記憶
第6回  学習
第7回  前半のフィードバック
第8回  時空間の知覚と認知
第9回  顔認知
第10回  感情
第11回  社会的認知
第12回  身体化認知
第13回  心理学の再現性問題
第14回  後半のフィードバック
第15回  総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

必須ではないが,復習だけではなく,自主的に予習をすることが望ましい.自身が興味を持ったポイントについて,授業外でも情報収集することを推奨する.

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常点40%および毎回のショートレポートの内容60%

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

1.  知識・技能の観点
・認知科学全般の基本的な知識  (研究手法や研究実践に関するものも含む)  を正しく理解・運用できているかを評価する.

2.  思考力・判断力・表現力等の能力の観点
物事を論理的・科学的に捉え,着想した考えを論理的かつ明快に表現できるかを評価する.

3.  主体的な態度の観点
・講義で提供したものに関する発展的な考察および情報収集について評価する.

教科書
Textbooks


教科書は指定しない

参考書
References

箱田裕司・都築誉史・川畑秀明・萩原滋    (編)  認知心理学  有斐閣  9784641053748
北原義典  イラストで学ぶ  認知科学    講談社  9784065215180
三浦佳世・河原純一郎    (編著)   美しさと魅力の心理  ミネルヴァ書房  9784623086597

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

質問等は主にLMS経由で受け付ける

備考
Other Comments

・ショートレポートは第2回から設ける.
・講義で用いるスライドについては配布しない。必要な情報は各自でメモしてほしい.
・ショートレポートの課題内容から大きく逸脱したものしか記載がないと判断した場合は,授業を受講していないとみなし,出席点を減点する可能性がある.
・第1回のイントロダクションでも説明するが,ショートレポートについては,一言だけのもの,授業の感想だけのもの,授業内容を単に記述したものは著しく低い点数になることを理解した上で受講してほしい.
・ショートレポートについては,必ず締切までに提出すること.