2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70440
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
Webマーケティング
<S>
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
古賀 広志
曜限
Day/Period
木1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

インターネットをはじめとする情報技術の利用によって、変わりつつある新しいマーケティング活動について概説する。まず、マーケティング・ツールとして利用可能なインターネット技術について概観した上で、インタラクティブ・マーケティング、リレーションシップ・マーケティング、データベース・マーケティングなどの新しいマーケティング活動の現状と、そこでの情報技術の役割を事例を用いて具体的に講義する。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  

到達目標 / Course Objectives

マーケティングの考え方を理解すること、インターネットを用いたマーケティングの意義を理解すること、を目標にしたいと考えています。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

Webマーケティングという講義科目名ですが,Web技術つまりインターネットを利用したマーケティング戦略について解説を加えます.なお,対象がダイナミックに変化しているので、あくまでも、以下の計画は、現時点での予定と考えておいてください。委細は、第1回目の講義にて紹介します。

第1回 イントロダクション
 受講生と成績評価方法について相談します(担当者の指導及び評価の能力の関係で,受講生数に応じて評価方法を変えたいと思います).加えて,マーケティングの古典的な考え方について説明します(オルダーソンの組織化された行動システム,風呂勉のマーケティングチャネル行動論のエッセンスを説明します). 
第2回 マーケティングの基礎
 資本主義社会でのみ「マーケティング」が生まれてきた背景について,ドラッカーやコトラー,あるいはミンツバーグの資本主義の議論を踏まえて,石原武政の競争的使用価値を中心にマーケティングの基礎を説明します。
第3回 マーケティングのもうひとつの基礎
 オルダーソンが開拓したマーケティング研究が衰亡してきたのに対して,全く違う視点からコトラーが巧みに体系化した「マーケティング」が興隆してきました.いわゆるコトラーのマーケティング3.0について説明します.
第4回 Webマーケティングの歴史
 いわゆるインターネット技術の歴史を概観し,Web技術を基礎とするマーケティングの歴史を概観します.
第5回 Webマーケティングの変化
 コトラーのマーケティング4.0について説明します
第6回 Webマーケティングの変化(その弐)
 コトラーのマーケティング5.0について説明します
第7回 サーチ・エコノミーとネット・ビジネス
 検索エンジン最適化などのトピックスを紹介します。
第8回 ロングテールとネット経済
 ロングテールを中心に,シャピロとバリアンのネット経済の原則について説明します.
第9回 オウンドメディアと広報戦略
 オウンドメディアを利用した広報について説明します.
第10回 ペイドメディアと広告戦略
 広告の考え方,歴史,仕組みについて簡単に説明します.
第11回 ペイドメディアと広報戦略(その弐)
続きはWebで. 
第12回 アーンドメディアの活用
 ソーシャルメディアを活用した事例を紹介します.
第13回 トリプルメディアと情報品質,それからデータサイエンスの課題
 O2Oなどの活用における情報品質について,ワングらの議論を簡単に紹介します.
第14回 個人データとプライバシー
 行動履歴データの活用の現状と課題について説明します.
第15回 まとめ
 Webマーケティングの将来展望と課題を説明したいと思っています(予定).

授業時間外学習 / Expected work outside of class

なるべくLMSで課題を出すようにしたいと思っています。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
ただし、受講者数が100人未満であれば、定期試験は行わなず、レポートのみとします。いずれにせよ、第2回目の講義の際に説明します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

平常点は、講義ごとに出す課題の理解度、貢献度を評価する。
定期試験は、正解を答えた場合に点数を与えていく。

教科書
Textbooks


第1回目の講義のときに指示する。

参考書
References


講義時に適宜指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

講義時間中に質問・感想を書いてもらい,翌週にフィードバックします

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

講義内容の疑問点などはLMSを通じて質問してください.
LMSの質問は週に1回チェックし,その回答は翌週以降の講義時間中に行います.

備考
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