2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70499
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
言語情報論
<M>
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
西田 晃一
曜限
Day/Period
金4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義では、言語に関するいくつかの問題を、認知発達や自己概念、社会的アイデンティティなどをキーワードに検討してゆく。心理学、社会学、言語学などの領域を横断的に辿ってゆくが、コンピュータを利用した言語処理については一切触れない。

「ひと」は、どのようにして「ことば」を獲得してゆくのか? 「ひと」は「ことば」をどのように活用して、自らの認識能力を豊かにしてゆくのか? 「自己」や「アイデンティティ」の構築にとって「ことば」はどのような役割を果たしているのか? 「自己」は社会とどのような関係を構築してゆくのか? このような疑問に焦点を当て、受講生諸君それぞれに考察していただきたいと考える。

なお、本講義では、あらかじめ配布する資料で事前に学習されていることを前提に授業を行う。授業時間は、事前に配布した資料についての補足的な説明や、資料にもとづくレポート作成が中心的な活動となる。したがって、授業時間外の学習が必須である。この点を理解した上で受講していただきたい。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  

到達目標 / Course Objectives

「ことば」が「ひと」にとって、「道具」という範疇には収まらない現象であることを理解することが、本講義の達成目標である。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1 イントロダクション 〜心、言葉、社会
2 認知の発達とことば1:ことばの獲得
3 認知の発達とことば2:ことばと認識の発展
4 認知の発達とことば3:記号による認識
5 振り返りテスト#01
6 自己という現象について1:二重性
7 自己という現象について2:自己概念
8 自己という現象について3:自己意識
9 振り返りテスト#02
10 自己と社会の関係1:ことばと自己
11 自己と社会の関係2:ことばと社会
11 自己と社会の関係3:社会的アイデンティティ論
12 振り返りテスト#03
13 総括的学習活動1
14 総括的学習活動2
15 総括的学習活動3

*振り返りテストを2回に減らし、1回分を総括的学習活動に割り当てることを検討中です。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

配付資料を参照し、講義内容を復習すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
以下の3種類の提出物を総合的に評価する。

◦各回の授業で出る課題(20%〜30%)
◦授業期間内に2〜3回実施される「振り返りテスト」(20%〜30%)
◦「総括的学習活動」期間中に課される「総括レポート」(40%〜50%)

「総括レポート」は定期試験に代わるものである。したがって、未提出者は不合格となる。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

知識の正確さと論述における説明の明晰さ。

教科書
Textbooks


関大LMSを用いて資料を配布する。

参考書
References


授業中に紹介する。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSのメッセージを利用してください。

備考
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