2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70518
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
マクロ政治分析
<S>
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
成 鎮宇
曜限
Day/Period
火5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

この講義では、個々の市民/有権者でなく、これからの主体の集合体として「国」のあり方に焦点を当てて講義を進めていく。我々を取り巻く制度や環境には、どのようにパターンが存在し、どのような帰結をもたらすかについて説明していく。しかし、一国における政治制度や環境は一つしか存在しない場合が多く、これらの制度的要因がもたらす政治的帰結を明らかにすることは困難である。したがって、制度的要因がもたらす帰結を分析するためには異なる制度を持つ複数の国、または時代と共に変化していく制度同士を比較する必要がある。本講義では比較政治学および比較政治制度論の観点から、我々を取り巻く政治的環境についてそのパターンと政治的帰結について解説を行う。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
比較政治学・比較政治制度論の主要概念および理論を理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
単なる理論や概念の「暗記」ではなく、「理解」し、「活用」できる。ニュースなどで報道される政治的な内容を比較政治学・比較政治制度論の理論や概念に当てはめて考えることができる。
③主体的な態度の観点
政治に関する事柄について関心を持ち、「良き社会とは何か」について考える能力を身につける。 

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

以下の内容は履修者の理解や進捗状況に応じて変更される可能性がある。

1.  第1回  ガイダンス
2.  第2回  政治とは何か
3.  第3回  新制度論
4.  第4回  なぜ「比較」が必要か
5.  第5回  政治体制
6.  第6回  議院内閣制と大統領制
7.  第7回  選挙制度  (1)
8.  第8回  選挙制度  (2)
9.  第9回  前半のまとめ
10.  第10回  政党制度
11.  第11回  議会制度
12.  第12回  官僚制
13.  第13回  司法制度
14.  第14回  中央ー地方関係
15.  第15回  後半のまとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

最も大事なことは、「今日学んだ内容が現実の政治とどのような関係があるのか」について考えることである。これらは決まった答えはないものの、考えること自体が勉強となる。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・授業への参加(30%)、小テストによる到達度の確認(40%)、期末レポート(30%)
・小テストは数問(4〜6問)で構成され、毎回行う。
・以下のいずれかに該当する履修者は評価の対象外とする。
 ・4回以上の欠席
 ・4回以上の小テスト未回答
 ・期末レポートの未提出
 ・期末レポートにおける不正行為

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
比較政治学・比較政治制度論の諸概念・理論について正確に説明できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
論理的な一貫性を持った答案を書くことができる。
③主体的な態度の観点
コメントペーパーの内容で判断する。 

教科書
Textbooks

参考書
References

建林正彦・曽我謙悟・待鳥聡史  『比較政治制度論』  (有斐閣)  978-4641123649
  久保慶一・末近浩太・高橋百合子  『比較政治学の考え方』  (有斐閣)  978-4641150317
粕谷祐子  『比較政治学』  (ミネルヴァ書房)  978-4623071449

フィードバックの方法
Feedback Method

毎回の授業後に小テストとアンケートを実施し、アンケートに寄せられた質問は次回講義の冒頭にて解説する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

担当者への問い合わせは、関大LMSを通じて随時受け付ける。対面問い合わせを希望する場合は、関大LMSを通じて事前に希望する日時を伝えること。

備考
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