2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70482
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
プログラミング言語(C)
<C>
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
中原 匡哉
曜限
Day/Period
火2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義「プログラミング言語(C)」は、1年次秋学期に配当される「プログラミング入門」と「プログラミング基礎実習」の続編となる科目である。本講義では、「プログラミング入門」で学んだ基礎知識を定着させ、「プログラミング入門」で触れられなかったC言語の文法とそれを用いたプログラムを作成する知識を習得することを目指す。実習科目「プログラミング実習(C)」で本講義に関するプログラムを作成することで、理解を深める。なお、本講義の内容は、1年次の「コンピュータの言語」と2年次の「アルゴリズム解析・設計」の内容とも関連がある。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
C言語の基礎的文法を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
C言語のプログラムを読み、処理の流れを追うことができる。
③主体的な態度の観点
実現したい処理をC言語のプログラムとして記述することができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

「プログラミング入門」の続きの内容を教科書に沿って授業を進める。なお、最初の数回の授業は、「プログラミング入門」の内容と重複する部分がある。

1.    宣言、制御構造、構造体の復習
2.    構造体と構造体の配列
3.    ポインタ(1)    考え方
4.    ポインタ(2)    配列との関係
5.    ポインタ(3)    複雑なポインタ
6.    関数とポインタ(1)    ポインタの引数
7.    関数とポインタ(2)    複雑なポインタの引数
8.    ファイル入出力
9.    メモリ管理
10.    探索アルゴリズム
11.    整列アルゴリズム
12.    リスト構造(単方向)
14.    リスト構造(双方向)
15.    1-15回のまとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

ほぼ毎回、課題(宿題)を出題する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
課題(60%)、レポート(40%)で総合評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
C言語の文法に合致するか否かを判断できること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
与えられたC言語のプログラムの結果を導出できること。
③主体的な態度の観点
与えられた仕様を満たすC言語のプログラムが作成できること。

教科書
Textbooks

田中成典  C言語教科書    -「言語仕様」から「データ構造」「アルゴリズム」の実装まで  I・O    BOOKS  

上記の教科書は、1年次「プログラミング入門」「プログラミング基礎実習」の教科書と同じである。

参考書
References

前橋和弥  新・標準プログラマーズライブラリ    C言語    ポインタ完全制覇  技術評論社  

本講義では、C言語の特徴である「ポインタ」の説明に時間をかける。「ポインタ」の考え方は、本講義の後半で中心的役割を果たすだけでなく、他の言語を理解する際にも役に立つ。

フィードバックの方法
Feedback Method

正解率が低い課題については、授業中に説明する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。

備考
Other Comments

「プログラミング入門」と「プログラミング基礎実習」の知識が必要である。2年次春学期配当の「プログラミング実習(C)」を受講していることが望ましい。
授業の進め方と成績評価方法については、初回授業時に説明する。