- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70365
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 情報社会論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 岡田 朋之/阪口 祐介
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
「情報社会」とは何か。それは自明なことではない。しかし、情報通信技術(ICT)の発展・普及とともに、社会が変容してきたのは紛れもない事実であろう。そこで本講義では、特に二十世紀以降に起こった社会変容に注目し、主にデジタルコンピュータやそのネットワーク利用をめぐる社会変容に関わる現代的諸問題を、社会学的観点から分析する。それらの問題には多数の論点が存在し、必ずしも答えはひとつに収束しない。むしろ「情報社会」とは何かについて、受講生自ら考察することが求められている。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
3.主体的な態度
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
文理融合型の当学部の基幹科目として、またデータサイエンス基礎プログラムの必修科目として、情報と社会について考える基礎的な視点を得る際に必要な知識と、データを読む力を習得すること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
日常生活の中で接する多種多様な情報から、社会の諸問題を発見し、考察・分析する能力、ならびに考察から導かれる結果を的確に表現する能力。
③主体的な態度の観点
問題抽出における独自性や新規性を打ち出そうとすること。また教職科目として、高校の「情報」教員として自ら授業を組み立てる際の基礎を身につけることを目標とする。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション:情報社会の現在
第2回 情報社会論とコンピュータ・ネットワークの歴史
第3回 統計と社会調査
第4回 青少年と情報社会(1)〜調査から見えてくる現在
第5回 青少年と情報社会(2)〜ゲーム
第6回 情報メディアの社会的生成
第7回 情報社会と格差
第8回 情報メディアの社会的インパクト
第9回 メディアの多様化と世論形成
第10回 情報社会とリスク
第11回 広告コミュニケーションの発展と転回
第12回 情報の公共性を考える〜メディアとしてのミュージアムと図書館
第13回 うわさとデマの社会学
第14回 ゲスト講義
第15回 まとめ:情報社会の展望
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回授業時間外学習 / Expected work outside of class
・毎回についてLMSで出される以下の課題にかならず回答すること。
・予習課題:ほぼすべての回に予習課題が出されるので、LMSでの指示に従い事前に提出を行う。提出期限は講義のあった日の4日後(通常は毎週金曜日)の23時59分までとする。
・確認小テスト:各回の内容についてのLMSによる小テストを実施し、講義終了後の一定時間内に回答してもらう。小テストの提出期限は講義のあった曜日の2日後(通常は毎週水曜日)23時59分までとする。
・システムエラー等で小テストの回答が完了できなかった場合は、状況を確認した上で再受験の措置をとるので、LMSのダイレクトメッセージですぐに連絡すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
予習課題および小テストで100%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点および思考力・判断力・表現力等の能力の観点
各回のWEB課題および小テストの得点
②主体的な態度の観点
WEB課題および小テストをもれなく受験できているかどうかの受験状況。
これらの課題を期限までに提出し忘れた場合は、その分得点を失うことになるのでくれぐれも注意すること。
- 教科書
Textbooks
教科書はとくに使用しない。原則として毎回、LMSを通じて講義資料を配布する。
-
参考書
References
各回のテーマに合わせて講義および配布資料の中で参考文献等を紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業課題で提出されたコメントは、いくつかを抜粋の上、匿名化して講義中に適宜紹介する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSのメッセージ機能を使用すること。
- 備考
Other Comments 授業計画で示した各回の内容は、ゲスト講義の日程等により入れ替わることがあるので、その場合は告知をおこなう。