- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70519
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 経済システム論
<S> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 太田 勝憲
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
現代の市場制経済において、企業行動が経済システムのパフォーマンスを決定する上で重要な役割を果たしていることは疑いない。この講義の目的は企業行動の相違が市場の帰結にどのような変化をもたらすのか、あるいは市場環境の変化が企業行動にどのような影響を与えるのかを解説することにある。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
伝統的な企業の理論に加えて、ゲーム理論的観点に立つ産業組織論の分析方法を理解することを目標とする。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 企業行動の基礎:技術と生産関数
第2回 企業行動の基礎:費用最小化と費用関数
第3回 企業行動の基礎:利潤最大化と価格決定の原理
第4回 価格差別(1):グループ別料金
第5回 価格差別(2):メニュー・プライシング
第6回 垂直的な企業関係(1):展開型ゲームと二重限界化
第7回 垂直的な企業関係(2):二重限界化の解決とフランチャイズ契約
第8回 寡占市場の競争(1):価格競争
第9回 寡占市場の競争(2):キャパシティー制約のある価格競争
第10回 寡占市場の競争(3):数量競争
第11回 カルテル(1):繰り返しゲームと基本モデル
第12回 カルテル(2):カルテル促進の要因・競争政策
第13回 製品差別化(1)
第14回 製品差別化(2)
第15回 市場構造の決定要因授業時間外学習 / Expected work outside of class
この講義は復習が大事です。毎週、講義終了後に講義ノートを読み返す習慣をつけてください。
そこでどうしても理解できない箇所を見つけたら、担当教員に質問してください。要するに、疑問点を見つけてそれを解消するのが授業時間外学習です。
また、各単元ごとに、練習問題を配布します。期末試験対策のためだけでなく、講義内容の理解のために、練習問題は欠かせません。解答配布前に自力で解いてみることを勧めます。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験(100%)
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
基礎的な用語・概念を問う問題、簡易なモデルを解く作業を課す計算問題からなる期末試験を通して、上記の到達目標の達成度を測る。
- 教科書
Textbooks
教科書は指定しない。
-
参考書
References 花薗誠 『産業組織とビジネスの経済学』 有斐閣 978-4-641-15059-1
ルイシュ・カブラル 『企業の経済学 産業組織論入門』 日本評論社 978-4535559615
泉田成美・柳川隆 『プラクティカル 産業組織論』 有斐閣 978-4641123724
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSのメール
- 備考
Other Comments ミクロ経済モデルの単位を取得していることが望ましい。