- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70458
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ミクロ経済モデル
<S> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 太田 勝憲
- 曜限
Day/Period - 金3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
ミクロ経済学は、個々の経済主体の意思決定を考察し、その結果を集計して、経済社会を記述・評価する学問です。
具体的には、消費者と生産者の合理的意思決定に基づいた需要法則と供給法則を学び、さらに、希少資源の配分問題を解く1つの経済メカニズムである「市場メカニズム」を学びます。
ミクロ経済モデルの講義では、ミクロ経済学の2つのエッセンスを学生に伝えることを目指します。消費者行動を通じて経済主体の合理的意思決の理論を学び、続いて、純粋交換経済を通じて市場メカニズムの基礎を学びます。これら2つのエッセンスを習得した後、生産者行動などに触れる予定でいます。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
・ミクロ経済学の基本的な考え方である、コストとベネフィットの相対評価の視点を理解すること。
・身の回りの出来事や経済ニュースについて、ミクロ経済学の視点から評価できるようになること。
・公務員試験など各種資格試験で出題されるミクロ経済学の問題を自力で解けるようになること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ミクロ経済学の対象と分析方法
第2回 消費者行動(1):消費集合、消費者の選好と公理
第3回 消費者行動(2):無差別曲線と限界代替率
第4回 消費者行動(3):効用関数と限界代替率
第5回 消費者行動(4):予算制約、最適消費計画
第6回 消費者行動(5):需要関数と比較静学(所得と需要の関係)
第7回 消費者行動(6):需要関数と比較静学(価格と需要の関係)
第8回 消費者行動(7):スルツキー分解
第9回 消費者行動(8):応用(労働供給など)
第10回 市場機構と厚生(1):市場メカニズム
第11回 市場機構と厚生(2):純粋交換経済の一般均衡分析
第12回 市場機構と厚生(3):厚生経済学の基本定理
第13回 生産者行動(1):技術と利潤最大化
第14回 生産者行動(2):費用最小化と供給曲線
第15回 部分均衡と余剰分析授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎週、講義ノートを、最低でも1度は読み直してください。
そのとき、分からないところがあれば、まずは、参考書などを使って、自分の頭で考えてみてください。それでも分からなければ、積極的に教員に質問してください。
要するに、疑問点を見つけて、その疑問を解消するのが講義時間外の学習です。
また、経済理論の習得には、問題演習が効果的です。そこで、区切りの良いところで、そこまでの内容をまとめた練習問題を出します。解答例も後日に配布するので、各自、挑戦してください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験100%
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
基本的な用語・解概念が理解できているかを問う問題と、それを応用した計算問題を解いてもらい、その理解度を測る。計算については、計算過程についても十分に評価する。定期試験の事前に、幾つかの練習問題を提示する予定でいる。
- 教科書
Textbooks
教科書は指定しない。
-
参考書
References 神取道宏 『ミクロの経済学の力』 日本評論者 978-4-535-55756-7
ハル・ヴァリアン 『入門ミクロ経済学』(原著第9版) 勁草書房 978-4-326-95132-1
伊藤隆敏 『公共政策入門』 有斐閣 978-4-535-55875-5
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSのメール
- 備考
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