2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70449
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
会計情報論
<S>
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
齋藤 雅子
曜限
Day/Period
木4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

私たちの身の回りでは、会社や商店が利益を得るためにさまざまなビジネスを行っています。ビジネスで生じる活動を記録した会計情報の中でも、財務諸表は会社の経営実態を表す重要な指標といわれています。 
本授業では、多様化する現代社会のニーズに対応し、企業や官公庁などさまざまな組織で通用する専門性(会計の基礎知識)の修得を念頭において、財務諸表を読み、理解する基礎的能力を身につけます。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  

到達目標 / Course Objectives

財務諸表を読み、理解する基礎的能力を養うことを目標にしています。会計の専門用語やルールを土台に修得した会計の専門知識を発展させることによって、めまぐるしく変化するビジネス社会に貢献できる会計力を養います。
①知識・技能の観点
財務諸表に関する基礎的な用語やルール、分析指標を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
財務諸表分析を行うために、修得した基礎的能力を活用することができる。
③主体的な態度の観点
財務諸表で示される情報について主体的に関心を持ち、分析につなげることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  財務諸表とは?(イントロダクション) 
第2回  損益計算書の構造1(売上高から営業利益まで) 
第3回  損益計算書の構造2(営業外収益から当期純利益まで)
第4回  貸借対照表の構造1(資産) 
第5回  貸借対照表の構造2(負債、純資産) 
第6回  分析データと手法     
第7回  百分比を用いた企業分析
第8回  成長性分析
第9回  安全性分析
第10回  収益性分析
第11回  キャッシュ・フロー計算書の構造(キャッシュの定義、活動別収支)
第12回  キャッシュ・フロー分析
第13回  財務諸表のルール
第14回  株価・生産性分析
第15回  総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業では、財務諸表を理解するために必要な会計の専門用語およびルールを説明したうえで、問題演習と解説を行います。授業後の空いている時間を利用して、自らテキストやレジュメ等を読み直し、演習問題を繰り返し解くことで理解を深めてください。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・関大LMSに提示された課題  (80%)
・関大LMSに提示された課題の取り組み  (20%)
 

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

財務諸表に関する基礎的な会計の専門用語やルール、分析指標の理解度を評価します。授業や課題への積極的な取り組みが求められます。
①知識・技能の観点
関大LMSに提示された課題(用語・計算問題)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
関大LMSに提示された課題(論述問題)
③主体的な態度の観点
関大LMSに提示された課題への取り組み

教科書
Textbooks

齋藤雅子  ビジネス会計を楽しく学ぶ  中央経済社  978-4-502-23910-6

レジュメを関大LMSに提示します。

参考書
References

桜井久勝  財務諸表分析  第8版    中央経済社  978-4-502-34241-7

フィードバックの方法
Feedback Method

関大LMSを通じて行います。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

・レジュメや課題等に関する問合せは、関大LMSのメッセージ機能で行ってください。
・教育上必要と思われる場合のみ返答しますが、返答には時間を要する場合があります。
・成績評価に関連する問合せには返答できませんので、あらかじめ理解をしておいてください。

備考
Other Comments

毎回、問題演習を行いますので、必ず教科書および電卓を持参してください。

追記内容:
(1)授業形態
・対面授業を基本とし、関大LMSやオンラインを活用しながら授業を行います。
・毎週関大LMSにレジュメ、課題等を提示します。教科書およびレジュメの内容を理解したうえで、理解度を確認するための課題に取り組み提出してください。
・必要に応じて課題のフィードバックなどを行い、双方向型の授業を意識していく予定です。
・受講生への連絡は関大LMSのメッセージ機能もしくはインフォメーションシステム「講義連絡」を用いますので、各自こまめに確認してください。

(2)授業計画
・基本的に、指定した教科書に沿って授業を進めていきます。
・受講者がより理解しやすいよう、授業で取り上げるテーマや取り上げる順序を適宜見直す場合があります。
・授業の進捗に応じて受講者と相談のうえで授業計画を変更する場合があります。

(3)その他
・自然災害や感染状況等による対応として、授業運営を効果的に行う観点から、授業形態や授業計画を変更する場合があります。