2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70361
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
基礎数学(確率・統計)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
1
担任者名
Instructor
広兼 道幸
曜限
Day/Period
火4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

インターネット社会の発展に伴い、様々な自然現象、社会現象および実験に関わる様々な形式のデータを手に入れることが可能となった。これらのデータを有効に活用するためには、これらのデータを整理し分析することが必要となる。本講義では、これらのデータ分析に必要となる確率論および統計学の基礎的知識やその応用方法について解説する。

到達目標 / Course Objectives

・離散型・連続型確率変数について理解する。
・確率分布・確率密度関数について理解する。
・確率分布について理解する。
・実践的な確率計算の方法を身につける。
・期待値・分散について理解する。
・統計の基礎知識を身につける。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

  1.  集合と写像
  2.  標本と母集団
  3.  確率(確率,条件付確率,事象の独立)
  4.  確率(順列・組合せ,ベイズの定理)
  5.  確率変数とその分布(離散型確率変数,連続型確率変数)
  6.  確率変数とその分布(分布関数,多次元分布,確率変数の独立)
  7.  確率変数とその分布(正規分布,その他の分布)
  8.  期待値と分散(期待値,分散)
  9.  期待値と分散(共分散,中心極限定理)
10.  データの処理(相関係数,偏相関係数)
11.  統計的推定(点推定,区間推定)
12.  統計的推定(正規母集団の区間推定,比率の推定)
13.  統計的仮説検定(母平均・母分散・母平均の差・等分散の検定)
14.  統計的仮説検定(その他の検定)
15.  相関および回帰分析

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・授業初回で説明する進行にあわせて教科書や参考書の範囲を読み、内
 容を把握するように予習すること。 
・授業資料、教科書、ノートを読み返し、理解が不十分な箇所に関して
 は各自参考書を調べるなどして復習をすること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(60%)、小テスト等(40%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

各回で取り上げた基本的な事柄に対する理解度

教科書
Textbooks

前園宜彦  『概説 確率統計 第3版』  (サイエンス社)  978-4-7819-1433-6

参考書
References

渡辺澄夫、村田昇  『確率と統計-情報学への架橋-』  (コロナ社)  978-4-3390-6077-5
服部哲也  『理工系の確率・統計入門』  (学術図書出版社)  978-4-7806-0207-4
馬場裕  『確率と統計の基礎・基本』  (牧野書店)  978-4-7952-0144-6

フィードバックの方法
Feedback Method

小テストの解説を講義内で実施する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSを利用する。

備考
Other Comments

高校(数学Ⅲ、C)で学習した微分・積分の知識を有すること。
社会調査士D科目