2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50822
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
生理心理学1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
福島 宏器
曜限
Day/Period
木2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

<秋>
講義(対面型)

言語 / Language

<秋>
日本語(Japanese)


授業概要 / Course Description

<秋>
我々の精神活動は,脳を中心として全身に張り巡らされた神経系の活動に支えられていることはよく知られている. 
本講義では,心と脳の関係,および,心と身体の関係について学び,我々の心と行動について生物学的な側面から理解を深めることを目的とする. 

本講義は,春学期の「神経・生理心理学」と連続した構成を念頭においている。
秋学期では,春学期で学んだ脳神経科学の知見を前提に,生理心理学の研究手法をより具体的に学び,その応用や,他の心理学領域との関連などを学ぶ。
とくに,理性と感情,社会性,脳と身体生理との関係といった側面を中心的に扱う予定である。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

<秋>
(社会学部(心理学))
1.知識・技能
 教養教育を基礎に専門教育を修めることを通して、理論と実際を学び、専門性と総合力をバランスよく身につけ、その学びのなかで得た「考える力」と現実の社会のなかで「生きていく力」を発揮できる。
  【専門性・総合力】専門性と総合力をバランスよく身につけることができる。
  【技能】「考える力」と現実の社会のなかで「生きていく力」を発揮できる。
 各専攻の学問領域における概念や理論を用いて社会の課題を解決するために求められる知識や技能を活用できる。
  【知識・技能の活用】社会の課題を解決するために求められる知識や技能を活用できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
 グローバル社会における多様な価値観やものの見方に柔軟に対応する中で、他者の意見を傾聴し、自らの考えを発信することができる。
  【国際性】グローバル社会における多様な価値観やものの見方に柔軟に対応することができる。
  【発信力】自らの考えを発信することができる。
3.主体的な態度
 周囲の人間や社会情勢の意義・評価に関する鋭い感受性を持っている。
  【感受性】周囲の人間や社会情勢の意義・評価に関する鋭い感受性を育む。
 個人をこえ、集団や、より大きな社会、世界を視野にふくめてものごとを考えることができる。
  【世界的視野】個人をこえ、集団や、より大きな社会、世界を視野にふくめてものごとを考えることができる。

到達目標 / Course Objectives

<秋>
本講義の主な達成目標として,以下の三点を挙げる。
①  心理学・行動科学あるいは臨床的分野に関連する脳神経生理学の基礎的知見を身につけること。
②  生物学的な背景と関連づけることによって,自らが専門とする研究領域(理論)への理解が深まること。
③  人間科学(心理学,脳科学,心身医学など)の情報に関する適切な態度(サイエンス・リテラシー)を身につけること。

授業手法 / Teaching Methods

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

<秋>
1 神経生理学の基礎と認知神経科学の方法論
2 注意のメカニズム
3 感覚と運動の統合
4 意識のメカニズム
5 感情制御と自己制御
6 理性と感情の連携およびその障害
7 社会的認知1 他者理解の基礎メカニズム
8 社会的認知2 共感の変化・社会的行動
9 社会的認知3 社会的認知の病理
10 抹消系の生理指標1 発汗と心拍数
11 抹消系の生理指標2 呼吸と心拍数変動
12 抹消系と中枢系の関連(内受容感覚)
13 認知神経科学の応用
14 これまでの補足
15 講義のまとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

<秋>
授業資料やノートから自分なりに各回のポイントを整理し,自らの関心領域との関連を考察しておくこと.授業後等の質問を奨励します.

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

<秋>
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
平常成績(授業への参加度,小テスト):20%,到達度の確認:80%
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

<秋>
講義内容に対する理解度を評価する。

教科書
Textbooks

<秋>
備 考 / Note=====================================
<秋>

参考書
References

<秋>
池谷裕二  監    『脳と心のしくみ』  (新星出版社)  
ピネル (佐藤,若林,泉井,飛鳥井 訳)    『バイオサイコロジー』  (西村書店)  
岡野憲一郎  『脳科学と心の臨床  :  心理療法家・カウンセラーのために』  (岩崎学術出版社)  

備 考 / Note=====================================
<秋>

フィードバックの方法
Feedback Method

<秋>

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

<秋>
メールアドレス:fukush@kansai-u.ac.jp

備考
Other Comments

<秋>