- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文/経
- 時間割コード
Course Code - 30614
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 環境経済学1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 新熊 隆嘉
- 曜限
Day/Period - 月2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
環境問題のほとんどは、人間の経済活動が生み出していると言っても過言ではありません。したがって、環境問題を解決するためには様々な経済活動を最適にコントロールする必要があります。これは法律で規制することによってもできますが、社会的に望まれる行動をとるためのインセンティブを各経済主体に与えるように制度設計するというのも一つです。
どちらかといえば、環境経済学は後者の立場をとります。環境経済学1では、環境経済学の基礎を習得します。 毎回の講義は、大事なポイントが問題となっています。ルーズリーフに答えを書いて提出してもらいます。
なお、環境問題のルーツや環境問題の政治経済学的な側面に関心のある方は、環境経済学2の履修をお勧めします。環境経済学2ではミクロ経済学を使いませんのでさらに理解しやすいです。他学部性の受講には最高です!学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(経済学部)
1.知識・技能
① 国際化と情報化の進展する現代にあって、社会に生じる多様な問題を総合的に理解できる幅広い教養を有している。
② ①の問題の解決策を経済学の立場から提示できる、あるいはその内容について経済学の基本原理及び専門知識を活用し理解できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①経済学に関する幅広い知識を活かして溢れる情報の中から真に必要な情報を取得する能力、グローバルな視野を持って時代を切り拓くための国際性を身に付けている。
② いかなる状況の変化に対しても深い洞察力を持って問題解決に向け「考動」できる。
3.主体的な態度
自身の役割に責任を持ち、他者と協働しながら経済学を体系的に修得している。そして、経済が直面する課題を自ら発見し、その解決に向けて主体的に取り組み、社会に積極的に貢献しようと努力できる。
到達目標 / Course Objectives
環境経済学は、ミクロ経済学の応用分野の一つです。ミクロ経済学が環境問題のような現実の問題にどのように適用できるのか、考え方を身につけることが目標となります。
なお、数学やミクロ経済学が苦手であった人にも安心して受講できる授業です。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
環境政策の基礎を15回に分けて順に講義していきます。
第1回 ガイダンス
第2~4回 汚染排出に対する課税
第5~6回 汚染削減に対する補助金
第7~9回 排出権取引制度
第10回 汚染被害者と加害者間の交渉(コースの定理)
第11回 環境政策と公平性
第12回 新しい環境政策としてのエコラベリング
第13~14回 企業による自主的な取り組み(環境経営)とその効果
第15回 日本の環境政策と欧米の環境政策授業時間外学習 / Expected work outside of class
復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験70%、毎回提出の問題30%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
理解度による。
- 教科書
Textbooks
毎回、インフォメーションシステムに資料をアップしますので、市販の教科書は使用しません。
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 質問は、shinkuma@kansai-u.ac.jpまでお願いします。
- 備考
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