2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/人間/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00589
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
大学教育論〜大学の主人公はきみたちだ!〜
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
三浦 真琴
曜限
Day/Period
水1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

大学に学びながら、大学が、いつ、どこで、どのようにしてできあがったものなのか、それはどのような変容を遂げてきたのか、そのことを知る学生は少ない。先ずは大学の起源を知ろう。自分のいる場所について知ることはやがてどこかで自分を知ることにつながるはずだ。  大学史を紐解くこと、それがこの講義のスタート。その上で、大学で学ぶとはどういうことなのかを様々な知的体験を交えながら知り、考え、あるいは創っていこう。それがこの講義の大きなねらいだ。  教師が教壇に立ち、学生が座してその話を聞く、それが伝統的な大学の講義スタイルだが、知的体験を刺激に満ちたものにするためには、必ずしもそのスタイルに固執する必要はない。自ら考え、創り、行動していくチャンスやヒントになるように、このクラスではグループワークを存分に活用し、学生たちの能動的な学習姿勢を大切に育んでいきたい。序盤ではグループワークに必要なことを体験を通じて学んでもらう。その後、自分たちが主人公として考動するならば、何をテーマ(課題)とするのがよいのかを考える。テーマの軸は「大学教育をよりよくすること」にある。そのテーマについてグループで調査・分析をし、中盤ならびに終盤ではその経過ならびに成果を発表する。  この講義は「大学教育」について考えながら、実は「大学における学習」をより深いものにしていくことをねらいとしている。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 大学の原点は「学生中心の大学(ボローニャ)」であることを知り それを再現するために自らが大学の主人公であることを理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 能動的な学習者を目指して自らの大学生活の中に課題を発見し、その課題に多面的・多角的なアプローチをかけることにより、課題発見・課題探求の力が身につく。
③主体的な態度の観点
 グループワークを通して、メンバーが相互に知的な刺激を与えたり、協力して一つのテーマに取り組むことにより、主体性のみならず、協調性が身につく。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

授業はグループワークを中心に展開します。LMSには資料を添付してありますが それはグループワークにおける参考資料としてください。大切なことは毎回の授業でお伝えします。

以下に示した項目について各々一回もしくは二回あるいはそれ以上の講義を充当するつもりでいます(3番目の項目については4〜5回を予定)。
 受講者数によって、あるいは教室の空気によって適宜、変更をすることもありえます。予めご了承ください。

1.大学がおかした二つの大きな過ち 〜ボローニャから大学ルネサンスまでを俯瞰しよう〜
2.大学の教育(改善)に関するムーブメント 〜800歳の大学の腰は意外と軽い?〜
3.大学の主人公として活動する仲間たち 〜学内外で活動する仲間のことを知ろう〜
4.テーマ・課題の発掘・設定 〜グループワークをチームワークへと成長させよう〜
5.グループワーク進捗状況等についての中間発表 〜独善的にならないために〜
6.中間発表に対するコメントや意見を反映させたグループワークの展開〜よりよいワークへ〜
7.テーマについての研究成果発表 〜他のチームの知的活動の成果を共有しよう〜

授業時間外学習 / Expected work outside of class

グループワークをベースとした学習を展開しますが、週に一回、90分の授業時間内ではグループワークは終わりませんので、必然的に授業時間外にメンバーが集まって情報収集、インタビュー、アンケートなどの作業を進めることになります。
 また、毎回発行される『大学教育論の広場』を授業時間外に読むことによって、前回(まで)の授業内容が確認できるようにします。こちらも併せて活用してください。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
毎回のグループワーク(30%)
グループによる中間報告(30%)
グループによる最終報告(40%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 大学の原点は「学生中心の大学(ボローニャ)」であることを知り それを再現するために自らが大学の主人公であることを理解したか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 能動的な学習者を目指して自らの大学生活の中に課題を発見し、その課題に多面的・多角的なアプローチをかけることにより、課題発見・課題探求の力が身についたか。
③主体的な態度の観点
 グループワークを通して、メンバーが相互に知的な刺激を与えたり、協力して一つのテーマに取り組むことにより、主体性のみならず、協調性が身についたか。

教科書
Textbooks

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

フィードバックは毎回の授業時にグループワークを展開しながら あるいは展開後にLA(Learning  Assistant)と科目担当者と一緒におこないます。また学生が提出した小レポートならびにそのレポートに対するコメントを必要に応じて掲載した「大学教育論の広場」を次回の授業までにLMSにて配信することがあります。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

必要に応じて 適宜 案内します

備考
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